図面を描き、現場の指揮を執る松延。彼が描く、今までとこれから。
現在、現場監督として5つの現場を担当しています。お施主様と打合せして図面を書き、スケジュールを組み、そのスケジュール通りに現場が動いていくように工程を管理する。現場が進む過程で新たな要望も出てきますし、最初に想定していた通りに進まないこともある。状況に合わせて何度も図面も書き直し、工程を組み直し、なんとか完成にこぎつけなくてはなりません。図面が1ミリずれているだけでも現場ではうまく作業できないこともある。間違った図面で進行してしまい施工後にミスが発覚すると、最悪の場合もう一度やり直さなければいけないこともありえます。なので、細心の注意を払いながら、図面を書きあげていきます。
以前、その最悪のケースが起きてしまったんです。間違った図面で進行してしまい、一通り工事が完了して次の業者に引き渡すというタイミングでミスが発覚してしまった。ぜんぶやり直しです。職人さん、建築士さん、そして何よりお施主様にご迷惑をかけてしまいました。以来、図面の確認は徹底的にやるようにしています。ただ、それだけ注意を払っていても、施工を進めていくと図面通りにいかないこともある。竣工の直前に最終の検査をすると少しずれていたということもあります。納期が決まっている中で、突貫作業でなんとか間に合わせなければならない。竣工直前が、やはりいちばん大変ですね。けれど、いよいよ竣工となったときの感動はひとしお。建物がまったくない状況からこれだけ大きなものをつくりあげたんだなあ、と物思いにふけってしまう。自分が関わった建物はいつまででも眺めていられますよ(笑)
いくつかの資格取得にチャレンジしていきたいですね。今は、新築の現場の仕事はできるんですが、たとえば役所関係の工事などは、特定の資格がないと担当できないんです。しっかり勉強して、資格を取って、自分の仕事ができる範囲をどんどん広げていきたいなと思っています。
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就職を検討の皆様へ一言
私たちの会社は若い社員が現場を任された際に困らないよう上司や先輩たちが色々教えてくれます。また、若い社員が多い会社なので明るく活気のある会社だと思います。是非一緒にがんばりましょう。